就活まとめ part3

(そのまた続き)

 

激闘の7月編

7月頭

某県の一次試験を終え合格通知も来たし、s市の一次試験も受け終えた。あれから1冊問題集をやっただけだが、(鉛筆を転がす)自信はあったので普通に受かった。

 

状況を整理すると、

  • 某県二次(論文試験):7月中旬
  • 某県二次(集団討論、個人面接):7月下旬
  • s市二次:8月下旬
  • n市一次:7月中旬
  • u社一次(面接):7月下旬

見て分かる通り日程に空きがない。更に土日は3日/8日でライブが入っていたのでとても忙しい。

 

「でも、一般科目抜ければもう余裕じゃないの?」

と思った人がいたらそれは浅はかである(私のことである)。

 

論文試験、集団討論はただの試験ではない。

県の現状をよくわかっており、且つ新聞を毎日見ている人でなければ簡単に足きりされるのだ。

 

私は普段新聞を読まないしテレビも観ないので次こそ落ちる…と””確信””した。

 

 

いざ論文試験が始まり、問題文を見た。そこには私が””唯一””完全に仕上げた分野の内容が出題された。天が私に味方している、と確信するほどであった。制限時間60分で1000文字書くところを40分で終えられたのだ。

 

意気揚々と帰る中で一つの考えが浮かんだ。

「これ、このまま運が良ければ俺受かるんじゃね?」

 

…しかし、この考えは面接のときに大きく打ち砕かれた。

面接官「第一希望なのに志望動機薄くないですか?いまいち入りたい意思が伝わってこないんですけどぉ…」

 

…灯台下暗しだった。論文、集団討論にばかり時間を割いていたため、志望動機を全く考えていなかったのだ

 

一応記念受験の最後ということもあり、適当に見繕って誤魔化そうと頑張ったが、完全に””バレていた””。一思いに頃してくれ、とも思った。これで記念受験は完全に終了した。学力も上位にいる気はしなかったし、面接で狩られたし、受かる要素は微塵もなかったであろう。

 

余談だが、学校では教員に少しでも浅い部分を見せたら””槍で刺し頃される(例え)””のだが、””棒で突っついた””程度で面接官が頃してやった雰囲気を醸し出していたことが大変気に食わなくて面接後、完全にキレながら帰った。

 

8月(今日)

 

そして先ほど最終結果の発表があった。飲み会が続いて疲れも取れていないが研究の進捗を出さなければいけなかったので自宅のPCに向かっていた。どうせ落ちたので見なくてもよかったのだが、確認するのは数秒で終わるので仕方なく結果を見た。

 

…何故か番号があった。

 

面接を受ける前は、もし受かったら奇声上げて研究室を走り回ろうと思っていたのだが、受けた後では一切その考えはなかった。

 

なので私は、

「は????はぁ?????これ間違ってね?????」

と言いながら30分くらい自分の受験番号とホームページ掲載の合格者番号を見比べていた。

 

その数時間後に合格通知の電話が来たので、ようやく受かったことがわかった。

 

しかし、一切喜びの感情が””ない””。

 

面接で突かれただろうか?別に嬉しいとは毛ほども思っていない。

 

 

n市は(鉛筆奮わず)一次試験落ちしたが、s市とu社は面接が残っていたのでその準備をしていたところで急に就活が終わってしまった。まだ蹴るとは決まっていないが就活のモチベは大幅に下がるであろう。

 

学会に向けて研究を進めなければならないし、常にライブ優先で動いてきたのでそこまで時間の使い方は変わらないであろう。

 

戦い抜いたという実感が湧かず、不完全燃焼なまま私は就活をオワらせた。

 

おしまい(?)